サンダーのママ

気仙沼の避難所に送った　ティータイム支援　の後日談です

お茶やコーヒーを　わざわざ買ってまで支援して下さった皆様

ご協力　ありがとうございました　

報告が遅くなりましたが　ＧＷ前には現地に届き
被災者の方々に　ティータイムを楽しんで頂けました



昨日ようやく　
ご自宅を避難所として提供されている方と　
連絡が取れました　

当地では　被災をまぬがれた地区のお家が何軒も
大勢の被災者の方々を受け入れ
２か月以上にわたり　共同で生活をされています

お話をした奥様は
ご主人との二人暮らしのところに　
何人もの被災者さんと同居することになり

中には　お身内を亡くされた方もあり
なんと声を掛けて良いのかも分からないまま　
お世話を続けていたそうです

たいへん気疲れされているご様子で
ほんの少しのプライベートすら無くなってしまうのは
被災された方ばかりではなかったのだと実感しました

現在では　皆さん徐々にアパートや親戚の家に入ったりして
身を寄せる人の数は　減りつつあるようです

「大勢の方が毎日出入りしていたので
どこから片付けて良いのかも分からなくなり
今　茫然としています」

そうおっしゃっていました

今現在もまだ　
取り残されたお年寄りを
ほとんど介護するようにお世話しているそうです

家に寝泊まりしていた　あるご家族は
いつまでも申し訳ないと言って
近くの小さな物置で　家族４人で暮らすようになったそうです

そんな物置の中でも　明日・明後日には電気が通るので
少しは楽をしてもらえると
奥様は　安堵しています

また　仮設住宅へ入居の　抽選が始まるそうで

「家にいる人達が　当たると良いんだけど・・・」

そう案じておられました


その言葉には
今まで暮らしていた我が家が
なんだかもう　
自分のものではなくなってしまったような
なにか　喪失感のようなものも　感じられてしまいました・・・


現地では　無事なお宅も　かなりの犠牲を払って
助け合いをしているのですね

「ご苦労様です　お疲れ様です」

わたしには　そんな言葉をかけるしか出来ません


「皆様に送って頂いたお茶は　皆で美味しく頂きました

　本当に　ありがとうございました」

奥様には　そう言ってい頂いたのですが・・・

（いろんな品を持ち寄って下さった
　ブロガーさんたちや友人の皆さんには申し訳ないのですが）

お礼を言って頂く筋合いではないような気がします


身を削ってまで　助け合っている方々の事を思うと
少しづつでも　痛みを分け合えれば・・・
そうするしか　今後はないような気もしています


今は　物資は大分足りて来ているようですが
本当の安定には　まだまだ時間や苦労が必要です


また　何か必要が生じた時には
再び　皆様のお力を頼ることになるかも知れません

その時は　よろしくお願いします　

ありがとうございました　

その時のためにも　ゆっくり　おやすみください