10キロ超えスコティッシュのサンダーとあわてんぼママです
2012年01月15日
サトリ
狂喜乱舞 なのであーる
あのっ
「犬の力」の・・・「フランキー・マシーンの冬」のっ
ドン・ウィンズロウがっ
伝説の作家・トレヴェニアンの 伝説の名著・「シブミ」の跡を継いでっ
若き日のニコライ・ヘルのエピソードを描き出してくれた
サトリ ドン・ウィンズロウ著 トレヴェニアン原案 早川書房
本屋で見かけた時には もお背中がゾクゾクするほどでしたよ
舞台は 第二次世界大戦の戦中戦後の上海・東京
そして文革前の中国から戦火のベトナムへ
暗躍するCIAのマザー・カンパニーの影・・・
ニコライ・ヘルは なぜ暗殺者となったのか?
考えてみたら
権力の妄想に捉われ大義を振りかざして
名もなき人々を犠牲にして顧みない自称特権階級
そういう連中を憎む気持ちが
トレヴェニアンとドン・ウィンズロウに共通しているのは確か
最もふさわしい作家の手によって「シブミ」が甦った
ひとつ言っちゃうと 翻訳が硬いニャー
やっぱ
ドン・ウィンズロウの小説世界は
東江一紀さんの訳で読みたかったニャー
もっとも トレヴェニアンの翻訳を手掛けていたのは
故・菊池光氏なので もぉ かっちんかちんに硬いワケで
いちおうそこんとこを考慮に入れたんでしょうか???
それとも
東江さんが訳してたのは違う出版社だったから???
だけど どうなのかニャー
若い読者層を増やすためには
細かい表現に古い匂いを漂わせない方が
良いんじゃないのかニャー
Posted by サンダーのママ at 01:37│Comments(0)
│読書日記