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10キロ超えスコティッシュのサンダーとあわてんぼママです

2012年03月30日

Finoちゃんと交通事故未満

春ですね~ 花

いよいよFinoちゃんの季節がやってまいりました キラキラキラキラ

Finoちゃんと交通事故未満

というワケで

一昨日のことですが
可愛いカワイイFinoちゃんに乗って 市街地を走っておりましたところ・・・

前を走る車3・4台が なぜだか急に停車してしまいました

その前方を見やると 
路上左側に 自転車のおじいさんが倒れています 危険

最前の車からの距離からして 
衝突事故ではないと判断したFinoちゃんは
停車中の車の列をすり抜け おじいさんのもとに駆けつけました スタコラ

車には関係なく
自転車で転んだと思われるおじいさんを助け起こしていると
ようやく
車の中にいて行動を起こさなかった人達が続々と出て来て
おじいさんを気遣い始めました

おじいさんに怪我はなかった模様で
直近の車を運転していたオバサン(と言ってもわたしと同年輩)は
「よかった~」とホッとしていました


なぜ 後から来たわたしが行動を起こすまで 
誰も車から降りて来なかったのか?


それはたぶん 以下のような心理状態ではないかと思います

ちょっと前に体験したことです
車を運転していて複車線の交差点に差し掛かったときのこと
わたしの前を走っていた原付バイクのおばさんが
交差点のど真ん中で 
曲がり切れずにすっ転んでしまいました

どちらの道路にも車が渋滞していて
放っておけば信号が変わってしまいます
わたしはとっさに車から降り 
まずおばさんの原付を起こしておばさんの無事を確認しました

おばさんは きまりが悪かったのか
そのまま無言で走り去って行きました

自分としては
バイクにもおばさんにも怪我がなく
交通の妨げにもならなかったという結果だけで満足でしたが

家に帰って 旦那ちゃんにその話をすると
「はたから見ると お前が事故を起こしたと思われるぞ!」
と言われてしまいました。。。

う~ん・・・ たしかに・・・ うさぎ汗

(旦那ちゃんの名誉のために言い添えますが彼は決して
『事なかれ主義』だったのではなくて
わたしがあらぬ疑いをかけられたりトラブルに巻き込まれたりするのを 
心配しての一言だったのです)
 


つまり
車中の人達の誰もが
倒れたおじいさんに対して助けの手を差し伸べるのをためらったのは
関わりになったらどんな疑いをかけられるか?
そのような懸念に捉われて
とっさの行動ができなくなっていたのではないかと思うのです

まったく
人の心理なんてめんどくさいものですね
余計な思惑に捉われて自ら行動を制限してしまうというのは

わたしはオッチョコチョイなので とりあえず行動してしまう方です
後でおかしなことが起こったら 
「その時に考えればいいや」程度の思慮しかありません


なにしろヨボヨボのおじいさんが自転車ですっ転んだのです

心配ですよ


キホン 女子供と年寄りは 大切に扱いましょう


ところで

道に散らばったおじいさんの荷物は 
牛乳やらなんやらのお買い物で けっこう重かったです

それを自転車の前籠に入れて
非常におぼつかない足取りで sos
再び自転車に乗って走ろうとするおじいさんに
わたしは「乗っちゃだめだよ! 押して行きなさい」と
少々厳しい口調で注意しました
風が強いし自転車は不安定だし 今にもまたすっ転びそうに見えたのです

おじいさんは素直に自転車を押して歩きだしたので
その場の全員も解散となりました

先ほどの車のオバサンが
「この縁石にあたってひっくり返ったのよ」と脇道の傍を指さしていました

縁石に気付かないようなお年寄りが
自転車でお買い物に行かなければならない 

そんな 高齢化社会の現実を 今ちょっぴり考えています







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Posted by サンダーのママ at 23:21│Comments(6)Finoちゃん
この記事へのコメント
ママ、あっぱれです!とっさの行動力に脱帽です!

ひと昔前はママみたいに人情味アリアリの人が当たり前だったのに

とかいう私自身もクルマから降りず、傍観者になってたかも‥

ママ、ご苦労様です(^^)
Posted by 黒熊 at 2012年03月31日 06:28
ママ様、ナイスです。

うちの母も最近では「車乗れなくなったら、買い物にもいけないなぁ」なんて言い出しました。

最近近くにスーパーは出来たのですが、数年先その距離も遠く感じ、そして買い物は重い荷物になっていくのでしょうね。

近所でも、面と向かって「こんにちは」と挨拶しても無視されてしまう昨今。
「絆」という言葉だけが美化される事は、避けたいですね。

行く道の距離や険しさが変わることはないけれど、せめて人との繋がり等でそれが少しでも和らいでいくものと思いたいです。
長文失礼しました。
Posted by ないてゅないてゅ at 2012年03月31日 08:42
ママさん、さすがです!

でも、そのおじいさんがケガをしていなかったからいいようなものの、
頭でも打っていたら傍観するだけでは済まないですよね。

確かに一番前の車の人が降りて行って助けようとすれば、
誰もが加害者のように思ってしまうかもしれないけど・・・

私もその場でママさんのように行動できたかどうか、自信無いです。

おせっかい行動が煙たがられる社会がおかしいのです (-_-)
Posted by ねねここねねここ at 2012年03月31日 22:24
☂ 黒熊さ~ん(#^.^#)

たはは・・・^_^;

わたしのオッチョコチョイぶりは今に始まった事じゃなくて
う~んと若い時に
明らかに暴力団組員の人を叱りつけちゃったりしてました(汗)
近所のスーパーで 店員さんの不手際に腹を立てて脅しつけてたヤクザさんに
「そんなに凄んだら 怖くて他のお客さんがお買い物出来ないじゃないの!」
当時の千葉の街は 
暴力団の抗争で発砲事件があったりして やや物騒でしたが
その組員さんは「えッ そ・そうか・・・?」と言って
騒ぎを止めてくれました

以来 オッチョコチョイのとっさの行動は数知れませんが
いまだにそのせいで厄介なことになった経験は一度もありません

「おせっかい」って必要だと思っています
わたしは自分の人生の主役なのだから 傍観者ではいられないのです

いやなに 黒熊さんだって とっさのときには行動してますよ(*^^)v
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2012年03月31日 22:47
☂ ないてゅさ~ん(^o^)丿

わたしも この件に出逢うまでは
フラフラ・ヨタヨタしているお年寄りの自転車や原付を
ただ単に「アブナイな~」としか考えていませんでしたが

結局 その人達には他に選択肢が無かったのですね(=_=)

最近わたしはいろんな理由からスーパーにお買い物に行くのを極力避けて 
おうちコープの宅配を利用するようになりました

すごく便利だと思うけど
あのおじいさんくらいのお歳になると
カタログと注文用紙を照らし合わせてマークシートに記入したり
ましてや「ネットで簡単注文」なんてきっと無理なんだろうと思います

独居老人かも知れず もしかして病身の奥さんがいるかも・・・
「お買い物弱者・交通手段弱者」
そういう人達があまり困らないような民間の手助け・・・

健全な社会の為にはそんなことも考えて行かなきゃ
明日は我が身ですからね

なにかできると良いんだけど。。。


わたしは多弁なので長文全然OKです!
みんなで話し合えれば良いですね(^.^)/~~~
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2012年03月31日 23:15
☂ ねねここさ~~~ん(=^・・^=)

ちょっと冷たいようだけど
自分の体力や反射能力が判断できないおじいさんが
自爆して怪我をしてしまっても 
それはそれなりに「自己責任」ではないかとも思います
どんなに年をとっても自分の能力の限界は把握していたいものです
(実際にその時になったら どうなるか分かりませんが)

ただ それを放っておく訳にはいきませんよね(^_^;)

声かけ・手助け・注意喚起は
周囲のとりあえず元気のある人の義務のような気がしてきました

わたしはあと15年は 2000ccの車をカッコよく乗り回したいし
スクーターでカッ飛ばしていたいですが
その後のことは分かりません
誰かの手を借りなければ生活できなくなるでしょう

今のうちに 「おせっかい」「世話好き」を 流行らせておきたいものです

情けは人の為ならず・・・ってヤツですよ(#^.^#)
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2012年03月31日 23:31
 
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