サンダーのママ

こんな仔猫は可愛いけれど
　　　　


フタをして3分待てばこうなります
　　　


・・・ぼよよよ～ん

・・・


こういうわけですから

仔猫時代なんて　一瞬の夢　ただのまぼろし

たいして意味はない


大人のネコの方が何かと役に立つ

洗濯物が落っこちれば教えてくれるし　その他いろいろ

枕にしたり　寒い時には湯たんぽ代わりとか・・・


べつに　どーしても小さい子が欲しかったわけじゃなくて

ただ　出会ってしまった

スコティッシュで立ち耳で男の子
（立ち耳の子の方が自然だし健全な気がしていた）


我が家のネコさんたちはみんな
里子としてもらったり　迷いネコをひろったり
家に上がり込んで出て行こうとしないのを　そのまま家族にしちゃったり


そういう偶然の出会いではないナニカを求めて　
たまにペットショップを覗いてみたりして
とうとう　出会ってしまったのだー


そして理解する

どんな出会い方をしても　結局みんな　ウチの子なんだよね・・・


長男のサバス兄さんの子供時代は
仔猫に期待されるような　「あどけない愛くるしさ」
というのとは　ちょっと違っていたかも

何かやらかしてくれそうな気の強い暴れん坊だったけど
わたしに対してつねに強い愛情を示してくれた

それって見た目より大事

そのうえ　大人になるにつれてどんどんイケメンになった


晩年が近づくにつれ　白髪も増え　渋み倍増

まさに
リー・ヴァン・クリーフかジョニー・アリディか
はたまた　アラン・ドロンの再来ではなかろうか・・・

たとえが古すぎて分からない方は　まだネンネよ　


サバス兄さんは15歳を過ぎたあたりから　
アレルギーが出たり　排尿に問題があったり
まぁ　色々大変なこともあったけど

やっぱり

いい男だったニャー



いつか　今いる子たちも星になる

そのまたいつか　わたしも同じ場所に行きたいな・・・



時々　くだらない計算をする

そもそもまったくネコなど飼わないでいたら

ほぼ毎年くらい海外旅行とか　行けたかも？

だけど・・・

この年になると　そういうのだんだん興味なくなるなー
どこへ出かけようと
結局現実に戻らなきゃならないんだから
あまり意味を見い出せない

だから

今夜もサンダーをクッション代わりにして

ゾンビ映画でも観ながら寝ようと思う


それでは皆さん　おやすみなさい