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10キロ超えスコティッシュのサンダーとあわてんぼママです

2010年11月23日

本棚

本棚これぞ、英国冒険小説である。
70代、心臓にやや難ありのオジサマが
知人の幼子をあずかり
ナチス占領下のフランスを横断、一路英国へ
列車もバスも、どんどん空襲でやられ・・・
なおかつ、連れ歩く子供の数が
進むにつれて何故か増えて行く・・・

ネヴィル・シュートの小説は、邦訳ではあと
伝説の名著「渚にて」があるのみ。
ほんとは、もっとある!
英語圏では、20作以上あって
1950年代の作品がほとんどなのに
いまだに発刊されているらしい。
読みたいうさぎちょっと古くなると、名作も商業ベースからはずれ、手が届かなくなる、こんな時、日本に生まれた事を後悔する。良い作品は、もっと読ませて欲しい。

表題のパイド・パイパーとは、ハメルンの笛吹き男の名前である。こころに残るのである。
ネヴィル・シュート著  創元推理文庫 


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Posted by サンダーのママ at 21:20│Comments(0)読書日記
 
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