10キロ超えスコティッシュのサンダーとあわてんぼママです
2012年02月07日
アニマル・パトロール関係者各位
刑務所を出所したロレンゾは
服役中に体験したプログラムを活かして
動物虐待監視官の職に就く
収容施設で安楽死直前だった犬を引き取り 苦楽を共にしながら
生まれ育った街では
幼馴染が関わるギャングの抗争が激化している
なるべく距離を置こうと努めるロレンゾだったが
親身になってくれていた仮釈放監察官が襲われてしまう
怒りに駆られたロレンゾは ついに・・・
ドラマ・シティ ジョージ・P・ペレケーノス著 早川書房
「俺たちの日」で紹介した
ギリシャ系同世代作家ペレケーノスの クライム・青春ノヴェルズ
メインとなる物語もさることながら
サブストーリーとして語られている
動物愛護協会と動物虐待監視官の活動に注目していただきたい
特に監視官は 拳銃こそ持たないものの
パトロール警官に準ずる使命と権限を与えられている
可愛い・可哀そう・・・では済まない現実と戦っている
動物の社会環境に詳しい友人によると
日本にも「アニマル・パトロール」という組織があるらしいが
あまり大きな活動は出来ないらしい・・・
そのほとんどがボランティアに頼っているのが原因なのだろうか?
ワシントンの協会組織は有給で活動している
日本のアニマル・パトロール ・・・
出来ること・やらねばならないことが山積しているよね
関係団体各位 特に上層部&政府組織
この小説をよーく読んで 参考にして下さい
おねがいしますよ ホントに
Posted by サンダーのママ at 21:03│Comments(0)
│読書日記